舌下免疫療法 | ![]() |
年末~ゴールデンウイーク頃までは、スギ舌下免疫療法初回開始ができません。
令和6年度は5月下旬よりスギ舌下免疫療法初回開始の受付を承ります。
まず、アレルギー採血検査が必要です。
他院での採血結果は、採血後1年以内であれば有効とします。
まず受診していただいて、採血検査を行い、当院での舌下免疫療法の説明を行い、次にスタート薬の準備して開始とさせていただきます。
ダニの舌下免疫療法初回開始時期は、いつからでも可能です。
転居等で他院から当院での治療継続希望の方は、紹介状を必ずもらってきてください。
本邦にて舌下免疫療法が保険適用となったものは、スギ花粉症およびハウスダストアレルギーの代表であるダニアレルギーの2つです。
スギ花粉症舌下免疫療法治療薬には、シダキュア
ダニアレルギー舌下免疫療法治療薬にはミティキュア、アシテア
という薬剤が厚労省承認保険適用されています。
何れの舌下免疫療法治療薬も初回投与時は当院内で行い、その後2回目以降はご自宅で服用してもらいます。初回投与には、アレルギー採血検査が必要です。初回受診時にアレルギー採血検査を行います。採血検査結果は平日3~4日間で出ます。次回再診時に初回投与薬を用意し、初回投与は院内で行い、翌日からは自宅でご自身で内服いただきます。初回投与時は1週間分、その次は2週間分、その次からは1月分ずつ処方していきます。
かなりきつい喘息をもっておられる方は、当院では舌下免疫療法はできませんので、高次医療機関を受診してください。
当院では、ミティキュア、シダキュアを取り扱っています。アシテアは、他院から紹介された継続の方のみ対応します。
とくにスギ花粉の舌下免疫療法、シダキュアの開始時期は、年明けての開始時期は、スギ花粉が終了した時期、例年5月下旬頃以降からになります。(スギ花粉シーズン前とシーズン中は開始できません。関西では1月~5月上旬頃の間に開始することはできません。)
ミティキュアは、開始時期の制限はありません。
舌下免疫療法は年単位で継続する必要があります。費用は、保険適用されるので、非常に安価です。尚、令和4年4月から月に一度所定の管理料が加算されます。
シダキュアとミティキュアの両方行う場合は、まずどちらかからか開始し、維持期に入ってもう一方も並行して開始します。
また、必要時には、通常の抗アレルギー薬の併用も問題ありません。
ミティキュア、シダキュアが小児適用されました。当院では、保護者同伴で小学生高学年以上の対応とします。
治療されるご本人の受診が毎回必要です。ご本人の受診なく、保護者が代理での処方できません。
アシテアからへの変更の際には、ミティキュアの初回投与量からあらためて開始することになります。