ドキシペップ DoxyPEP |
外国の調査データにはなりますが、ドキシペップによりクラミジア、梅毒、リン菌の感染をかなり低下させることができたとされております。これらの感染が心配な性行為があった場合は、ドキシペップを飲むことにより、感染のリスクを下げることができると考えられます。あくまでも予防薬の位置づけであり、感染を完全に防げるものではありません。実際にかかってしまった場合は各々の治療薬を使うことになります。
使用する薬剤は、ビブラマイシン(ドキシサイクリン塩酸塩水和物)というお薬です。ビブラマイシンは、ニキビなど皮膚感染症等に使われているお薬で国内承認薬ですが、ドキシペップとしては保険適用外使用となります。
治療区分;自由診療
治療内容;国内承認薬を自費にて処方
(自由診療のため国の医薬品副作用救済制度の対象外)
治療にかかる費用;
薬剤費 ドキシペップ1回分 2,000円(税込)
その他に自費診療の初診料2,200円税込み、再診料550円を承ります。
初回は原則1回分のみの処方となります。
再診は原則4回分までです。
副作用、リスク;
食欲不振、嘔気、下痢、腹痛
稀ではあるが、口内炎、発疹、アナフィラキシーショック
服用の仕方
クラミジア、梅毒、リン菌が心配な性行為があった場合は、72時間以内にビブラマシン100ミリグラムを2錠服用する。早く飲んだほうが効果が高いとされております。(ビブラマイシンを初めて飲まれる方は、2回に分けて内服をおすすめします。)