足白癬 爪白癬 |
足白癬(ミズムシ)は、どんどん医薬品が改良されてきていますが、多湿なわが国では靴を履く習慣がある限り、なくなることはないでしょう。とくに梅雨前から夏場までは、ミズムシで悩まされる季節です。
当院では、外用薬の処方を行なっています。テルビナフィンクリーム、外用液は院内処方が可能です。
爪白癬に対しては、経口抗真菌薬が用いられています。
当院では、テルビナフィン錠(ラミシール)内服の治療を中心に行っています。爪白癬の治療薬を内服中は肝機能障害など副反応がおこっていないか、血液検査を定期的に行う必要があります。だいたい半年くらい内服が一つの目安です。テルビナフィン錠は、院内処方が可能です。
また、爪白癬の外用薬希望の方は、ルコナック爪外用液の処方を行います。外用液は、爪のみに塗ってください。外用薬は、肝機能障害などを起こすリスクは低いですが、爪周囲の皮膚につくとかぶれてエライことになりますので、ご注意ください。そういった際は、内服薬にする方がよいでしょう。外用薬は1年間までの保険適用です。ルコナック爪外用液も院内処方で準備しています。
クレナフィン爪外用液やイトリゾール(イトコナゾール)でのパルス療法は、院外処方となります。