円形脱毛症 | ![]() |
現代社会は、ストレスがたまりやすいです。そのせいかどうかは不明なのですが、最近働く女性の方が、円形脱毛症に突然になり、受診されることがしばしばあります。
円形脱毛症は、コインのようなものから、さらにあちこちに脱毛していることなど、様々です。ストレスだけでは、原因が説明できず、自己免疫の異常や遺伝的な素因もあるかもしれません。
治療は、ステロイドやカルプロニウム塩化物外用液(アロビックス外用液)などの外用剤が保険適用されます。
セファランチン、グリチルリン酸の内服も保険適用とされています。
当院では、円形脱毛症に対しては、保険適用される外用薬や内服薬の処方を行います。
ステロイド外用剤(3割負担で1本約30円)、アロビックス外用液(3割負担で1本約130円)、グリチルリン酸の内服薬の処方(3割負担で2週間分で130円)(厚労省が定める初再診料、処方料等は別途必要)を行っています。これらは非常に経済的ですので、まずおすすめすることになります。
当院では、光線療法は行っていません。ミノキシジル内服薬は、本邦では厚労省承認認可されておらず、当院では取り扱いがありません。SADBE 又は DPCP という化学物質を塗って人工的に接触皮膚炎を起こさせる治療も当院では行っていません。パントガールの取り扱いもございません。
円形脱毛症の保険外自由診療による治療やその原因精査は多岐に及ぶため当院では基本的にできません。そういった治療や精査を希望される方は、より専門的な医療機関を受診してください。当院では、円形脱毛症に対しては、上記のような保険適用される薬の処方のみを行うのみになります。保険の通る範囲での薬の処方希望のみの方は、どうぞ受診してください。
なお、当院で可能な脱毛症の自費診療は、プラセンタ療法のみです。